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クラシコイタリア白衣|ナポリのサルトリアDALCUORE

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プロフェッサーズラウンドでこの度、取扱を行っている『クラシコイタリア』白衣について、数回にわたりご紹介していきます。
第1回は、ナポリのサルトリア、DALCUORE(ダルクオーレ)についてです。

サルトリアとは
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サルトリアとは、イタリア語で「仕立て屋」「服を仕立てる技術」という意味の言葉。イタリアでは古くから「素材」と「着心地」にだわるサルトリア文化が根付いています。
クラシコイタリア白衣とは
イタリアの有名なサルトリア(スーツの仕立屋)の職人がデザイン・縫製した伝統・品格を備えた、クラシコイタリアスタイルの白衣のことをこのように記載しています。
ちなみに、当店で扱っている「クラシコイタリア白衣」は、日本のお医者さんから頂いたご要望を仕立屋さんにお伝えして開発されています。日本人の体に合ったサイズ感でつくられていますので、開業祝いや昇進祝いのプレゼントなど、贈答用としても最適です。
DALCUORE(ダルクオーレ)について
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イタリア南部の都市、ナポリを代表するサルトリアで、ルイジ・ダルクオーレ氏が立ち上げました。
独立してからはすぐに地元で絶大な人気を博し、現在ではナポリを代表するサルトの巨匠として、日本を始めアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など世界中にファンがいます。
イタリアのスーツスタイルは地域によって非常に多様です。南イタリアのナポリは温暖な気候であることから、服をたくさん重ね着しません。軽く、適度にタイトで、動きやすい作りになっています。
DALCUORE(ダルクオーレ)白衣
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ソフトな肩ライン、ゴージライン、そして狭いアームホールが特徴です。体にフィットしたシルエットながらも、DALCUOREの代名詞であるマニカカミーチャ(雨降り袖)技法を取り入れて肩周りが非常に動かしやすくなっています。
DALCUOREの既製スーツやジャケットについて
既製スーツやジャケットは日本国内でも輸入スーツのセレクトショップなどで購入することができます。また、年に2回(2月と8月前後)ルイジ氏自ら来日してオーダー会を行っています。
既製スーツは約30万円、オーダースーツは約50万円からとなっています。日本で販売されている量販スーツに比べると高い価格となっていますが、一着一着が職人の手で作られています。
一人の職人が一ヶ月に作ることができるスーツは4着程度 であると言われています。その手間と生地代、輸出コスト、閑散期などを考えるとテーラーは大変な職業であると言われていますが、DALCUOREはその中でも世界的に成功しているサルトリアの一つです。
DALCUORの医師用ドクターコートを企画開発
VARCAREが、DALCUORの医師用ドクターコートを企画開発、イタリアで作製された商品を輸入しています。PROFESSOR’S ROUNDはVARCAREおよび、DALCUORE公認の販売店となります。

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