埼玉医科大学国際医療センター放射線腫瘍科 斎藤 哲 様より
オーダーメイド白衣のご依頼をいただきました。
体型に合ったサイズで、デザイン性に優れ、ストレッチ生地で動きやすく
洗濯などの管理が簡単な白衣、使いやすい内ポケットは付けたい・・・
といったご相談内容から
当店ブログにも度々ご登場いただいている『レピウス』のデザイナー・宮崎氏に作製を依頼
早速、当店で第1回目の打ち合わせとなりました。
まずはレピウスの既存デザインの白衣と、斎藤様が使っている白衣なども参考に
デザインや機能のご希望を伺いながら、身体のサイズを採寸していきます。
斎藤様ご専門の放射線治療の実務では、装置を操作する際に腕を前に出す動きをするため
脇の部分に特に大きく負荷がかかり、摩耗が激しいとのこと
実際に腕を上げた時の脇の状態などを確認します。
デザイナーとドクター、作ることと治す(直す)ことは一見まったく違う分野のように思いますが、まずは現状を確認する、という過程は同じ
服飾のデザインでは筋肉や骨格の造りについても勉強するんですよ、という宮崎氏の話から
「医者は(身体の)中身には興味がありますけど、やっぱり外見については弱くて…」
「いやいや、ドクターの知識と比べては全然ですよ…」
などという、お二人の和やかなやり取りもありつつ、採寸が終了。
実際に使用する生地やデザインの方向を決め、白衣作製は次の工程へと進みます。
次回は仮縫い編!またこちらでご紹介しますので、どうぞお楽しみに。