タイガーバンブー 浜井氏 和紙展示 イメージ

タイガーバンブーDDデザイナー浜井弘治さん・和紙のプロダクト展

〝医師の為のワークカジュアル〟として、デニム素材の白衣を展開している「タイガーバンブーDD」

山口県のデニム工房で作られる白衣は、当店でも幅広い年齢層の方に人気です。

このブランドのデザイナーである浜井弘治さんの展示が、昨年末より東京世田谷で開催されています。

 

【WASHINOITO 未来を着る、浜井弘治の和紙のプロダクト店】

先日、当店スタッフも行って来ました。

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浜井さんは服飾のデザインだけでなく、繊維や生地の素材開発にも力を注ぐ、とても多才な方。

日本独自の素材である「和紙」を異なる繊維と合わせ、「着るための素材」にする開発を手掛けていらっしゃいます。

 

会場では浜井さんがデザインし、この和紙布で作られた服を見ることができます。

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ひと言で和紙布と言っても、デニムやニットなど、掛け合わせる繊維や糸の撚り方によって様々な風合いになるそう。

ナチュラルな風合いのシャツや美しいプリーツのスカートなど、とても素敵です。

また、展示品の多くは触ってOK。実際に手触りを確かめられます。

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こちらはとても柔らかなニットのセーターになっていました。ボーダー柄も可愛い・・・。

 

また、布が作られるまでの経緯と工程が、漫画家・内田春菊さんのイラストによって解説されています。

専門的な話も、とても楽しく分かりやすく読めました。

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現在「和紙を糸にし布にする」技術を持つ工場も少なく、大変な苦労があったとのこと・・・

繊維業に深い知識が無くても、その大変さや、浜井さんをはじめ開発に携わる方々の情熱が伝わってきます。

単に「素材開発」というだけでなく、日本の繊維業の技術の維持、ファッショントレンドとは違ったブランディングや服作りについてなど、和紙布の様々な可能性が提案されています。

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浜井さんは、この和紙布を使って白衣も作ってみたい、という話も。ぜひ実現したいですね・・・!

 

展示は2016年1月24日まで 世田谷文化生活情報センター「生活工房」にて

WASHINOITO 未来を着る、浜井弘治の和紙のプロダクト展

「タイガーバンブーDD」のデニム白衣

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