レピウスのオーダーメイド白衣を制作中の
埼玉医科大学国際医療センター 放射線腫瘍科 斎藤哲様
1着目の白衣が仕上がりました!
作年末にご依頼をいただいた後、何度か打ち合わせをしながら採寸、仮縫いを経て
前回ご紹介したブログの時点では、もっとデザインを熟考したい…となったところ
その後、デザイナー宮崎氏と打ち合わせを重ね、いよいよ形になったのがこちらの白衣です。
基本のスタイルはスタンダードなフロックコートタイプ。
軽いストレッチ素材を使用し、着丈はスッキリ短め。
ドクターならではの威厳ある信頼感を保ちつつ、軽さと動きやすさも備えています。
そして最大の課題であった“腕を前に出す動き”
最初の仮縫時も、やはり背中が突っ張る感じが出てしまっていたのですが、肩の後ろ部分に可動域を広げるアクションプリーツを入れることで見事解決!
スポーツウエアや革のライダースジャケットなどによく使われているこの仕様、白衣に取り入れることで、デザインと機能性を兼ね備えた仕上がりになりました。
生地の軽さ、柔らかさと相まって、まったくストレス無い動きに斎藤様は大満足なご様子。
「正直、着ていないんじゃないかと思うくらいですよ」と終始ニコニコ。
裏地はダブルストライプ、パイピングやネーム刺繡などもグレー調で上品にまとめています。
周りの方々には特にシルバーリングのボタンが好評とのこと。
目立ちすぎずに上質なオシャレを楽しめるのは、モチベーションアップになりますね。
「医師は営業職半分、技術職半分みたいなものです」と仰る斎藤様
患者さんやそのご家族とコミュニケーションをとりながら治療を進めるにあたって、安心や信頼を得られる印象をとても大切になさっています。
フォーマル且つ動きやすい、というのは、やはり医療白衣ならではの重要なニーズなのだなあと、お話を伺う中で改めて実感しました。
ところで、冒頭で〝1着目の白衣が仕上がりました〟と書きましたが、実はもう1着プランがあり、只今作成中です。
今回が大成功の仕上がりとなりましたので、次も確実に良い出来のはず…
2着目の仕上がりもまた追ってご紹介します。