今年2024年の7月、当店はオープンから15周年を迎えることが出来ました。
医療ユニフォームのセレクトショップという、国内ではあまり前例の無いお店
藤元オーナーの意向のもと「オシャレな白衣」と共に気がつけば15年…
これも偏に、当店をご利用いただいている医療従事者の皆様、また、日頃お力添えをくださっている皆様あってこその年月です。
スタッフ一同心より感謝申し上げます。
さてこの節目の年、当店ではオープン以来作り続けているオリジナル白衣、ベーシックシリーズをリニューアルしました。
年齢層や環境を問わず、より幅広い方々にご使用いただけるよう、動きやすくゆったりとした着心地にアップグレードしています。
素材には、これまでの手触りの良い風合いは残しつつ、軽くハリのある生地を使用。
清潔、誠実なドクターのイメージと、いざという時にさっと羽織って動けるようなフットワークの軽さを備えた白衣に仕上がりました。
当店でいちばん最初に作った、オリジナルドクターコートをベースにした白衣です。
元々がかなり細身な作りだったのですが、今回そのサイズ感をゆったりと、少し大きめにリニューアルしました。前の白衣をご利用の方はサイズ表をご確認のうえ、1サイズ下をお選びになると良いかと思います。
やや短めな着丈のベーシックスタイル。聴診器がすっぽりと収まる大容量ポケットは、発売当初からのセールスポイントです。
お客様の中には、研修医時代から10年以上愛用しているんですよ、というお話を伺うことも…嬉しい限りです。
そういえば発売当初は「診療のマニュアル本も入ります」という謳い文句を使っていましたが、今は「タブレットが入ります」に変わりましたね…
ひと昔前は、ジャケットタイプの白衣は偉い先生が着るもの、というイメージもあったようで、それほどメジャーなアイテムではなかったのですが、最近は各メーカーからリリースされ、若い先生たちも普通に買っていかれるようになりました。
この数年で、現場でジャケットを着ている先生がだいぶ増えたのではないでしょうか。
足元まで防護をする必要が無い場合や、椅子に座って診療をする、よくしゃがむ動きをする(裾が床につかない、巻き込まない)など、形式ではなく、より実用性を重視して選ばれているのを感じます。
またコロナ禍以降は感染対策のうえで、着丈の短い白衣を選ぶことがあるようです。
そんな中でこのジャケットは、きちんとした品位を保ちながらも、ライトな着心地になったのが大きなポイント。
ストレス無く一日中着ていられる白衣として、活用していただけると思います。
全体的に絞りの少ない優しいラインでまとめ、患者さんが安心できる雰囲気を目指しました。
3つボタンで短めの着丈、簡単に捲れる袖口スリットなどは、当店スタッフが普段の接客の中から感じてピックアップしたニーズです。女性らしい使い勝手の良さを考慮して盛り込みました。
他の2アイテムにも共通なのですが、今回新たにブラウンの裏地を採用(製作の段階で選びに選びました!)品よく温かみのある印象になっているかと思います。
レデイス白衣にはこの差し色を活かし、捲った袖口にブラウンのパイピングが程よいアクセントになるよう仕立てました。
改めてこの15年を振り返ってみると、一見いつも同じように見える白衣も、新しい素材やファッショントレンドを取り入れながら、現場の環境に合わせて進化を遂げているのが分かります。
当店はこれからも、様々な白衣・スクラブと、ユーザーの皆様とを繋げる場所としてお役に立てればと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。