オリジナルドクタージャケットイメージ

ドクタージャケット製作(3)機能・デザインを検討

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今まで販売してきた他ブランドのジャケットを試着した方のご意見で、「何か違う(理由は明確ではないが、)」とおっしゃっていた方々の声を想像しながら、簡単に今回製作するテーラードドクタージャケットタイプの白衣について、アイディア出しを行います。

 

品のある生地を意識した裏地:
当店のオリジナル、スタンダードドクターコートと同様の仕様、白生地光沢ありの上品な裏生地を採用、パイピングも白で統一。

 

立体的な襟元に:
従来のユニホーム白衣のようにアイロンでぺたっと襟をつくるのではなく、立体的な仕立てになるようにします。

 

襟元ボタンホール:
社章記章、花、ワンポイントアイテムがつけられるフラワーホール。用途は自由ですが、様式のこだわりというよりもデザイン、アクセントととして採用。

 

シルエットにこだわり:
スーツのようにワイシャツのうえにきるだけではなく、Tシャツやスクラブのうえから着用することを考え、立体的な仕上げにします。
薄い生地で簡単な縫製加工ですと、着た時に生地がよれてかっこよくない。
また、シルエットに関しては、スタンダード ドクターコートは細身でウェストの絞りが特徴となっていますが、今回は丈の身近いジャケットですので、絞りを強くするわけではなく、襟元・肩まわりのシルエットが洗練されるようなものをめざします。いつもお世話になっているデザイナー・パタンナーさんですのである程度お任せです。

 

袖のボタンが開閉できるように:
袖のボタンが開閉できるように加工します。スーツでは、本来医者が手術の際、腕まくりをし易く工夫したのが始まりといいます。
スーツの世界でも、白衣の世界でも、
手間がかかるため、単に切り込みをいれているものもあれば、切り込みがなく袖が広がっていて捲りやすくなっているものが一般的です。
機能・デザインの観点から本切羽を採用。

 

ものが入れやすポケット & iPadまで入るポケット:
脇ポケットはものが入れやすいように角度をつけます。
またiPadが入るポケットも採用予定。

 

第4回)サンプルで仕上がりを確認 >>

 

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