当店で人気の白衣「レピウス」のデザイナー
宮崎能典氏のレディスファッションブランド
『yoshinori miyazaki』が初のコレクションを発表
9/16~9/29に渋谷西武で出店されたPOPUPショップに伺いました。

これまでも同ブランド名では、オーダーメイドの服などを中心に活動されていましたが
今回は初の既製服ラインの発売です。
「レピウス」の白衣を見ていていつも思うのですが、宮崎さんが作る服には
スクラブなどのカジュアルやメンズアイテムにも、必ず<エレガントな気品>を感じます。
加えて今回のコレクションでは、日本各地で作られている様々な素材を使用し
オリジナリティ、バイタリティに溢れたアイテムの数々が揃っていました。


例えば、独特なファーのようなファンシーツイードのボンバージャケット
紙のような薄いリボンような素材がヒラヒラとたくさん付いていて
なんだか可愛くて不思議な生地ですが、それがMA-1のブルゾンになっています。
素材の面白さと、程よいフェミニンさ、ラグジュアリー感があり
まさに、大人が楽しむカジュアル!
この生地は尾州の機屋さんで特注で織っているそうです。


また独特の「三河縞」という縦縞模様を生かした三河木綿のパンツスーツ
岡山のデニム産地が誇るカイハラデニムのジャケット
コットン生地に遠州プリントで着物のような和柄を施したジャケットやジャンバースカート
などなど・・・
ファブリックだけでも本当にそれぞれの個性があり、魅力的なのですが
それらが見事に美しく、表情豊かな服に仕立てられています。


これらの素材は、宮崎さん自ら日本各地の工場などへ出向き
独自の技術を持つ生産者、職人の方々と一緒に作り上げているのだそうです。
クラフトマンシップを大切にした、丁寧な服作り
普段着に1着加えてみたり、また、リゾートやフォーマルなシーンでも
流行に左右されない上質さを纏えるような
とても素敵なコレクションでした。


ブランドとしてはまだスタートしたばかりとのことで
これから宮崎さんがどんな素材と出会い、どんな服を作るのか・・・
今後の展開も楽しみです。