デザイナー菊池武夫氏とTAKEO KIKUCHIについて

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当店限定販売中の「FIELDWOLD for TAKEO KIKUCHI ドクターコート」はTAKEO KIKUCHIのチェスターコートが原型となっています。
そこで今回はデザイナー菊池武夫氏とTAKEO KIKUCHIについて紹介させていただきます。

 

デザイナー菊池武夫氏とTAKEO KIKUCHI

菊池武夫氏は、レディス向けブランド「BIGI」を、その後「MEN’S BIGI」を設立し、日本人として初めてパリにメンズの店をオープンしショーも開催しました。
 
 
実は菊池武夫氏が関係していた意外なもの・・・。

萩原健一主演のドラマ「傷だらけの天使」では衣装を担当。「MEN’S BIGI」衣装協力。

 

「燃えよドラゴン」ではブルースリーが菊池武夫氏率いる「MEN’S BIGI」の3ピーススーツを着用。

萩原健一さんの個性的な衣装、ブルスリーが着ていた襟が大きく体のラインがぴったりとしたスーツ、年代によりオンタイムで見たことがなくても、DVD、ネット、テレビなどどこかで見たことあるのではないでしょうか。

 

1984年、菊池武夫氏がワールドに移籍しTAKEO KIKUCHIを設立しました。

DCブランドブームを起こした「BIGI」「MEN’S BIGI」、今も高い評価と広い認知度を誇る「TAKEO KIKUCHI」。
いずれも菊池武夫氏が携わっています。
日本のアパレルデザインを牽引し続け、時代に名を残すデザイナーの一人といえます。

 


 
ちなみに車好きや中年の方はご存知日産セドリック。日本最上級セダンでトヨタクラウンと双璧をなした車です。
80年代、菊池武夫氏はこのセドリックのCMに出演していました。(※同時期に坂本龍一氏も出演)
当時の活躍が伺い知れます。
 
80年代のファッション(主にDCブランドと言われるカテゴリ)はデザイナーの主張が際立つデザインで社会的ブームとなりました。
現在のファッションはシーンに合わせたコンセプトのもと、定番・コーディネイト重視、着こなしにワンポイントやアクセントを加えるものなどが一般的。また異業種分野とのコラボにより斬新なデザインも生み出されています。
高い評価を維持し続けるブランドは作り手のこだわりが生き続けています。
 

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菊池武夫氏が設立したブランドですが、現在では以下のように派生ブランドも登場していますので、そちらもご紹介しておきます。

派生ブランドについて

※株式会社ワールドのHPに掲載されているコンセプトを参照。
http://www.world.co.jp/search/brand/

TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
「最高の贅沢を日常に・・・」をテーマに提案する大人の男性に向けたブランド。
コートでは30,000円から140,000円といった価格帯のハイブランド。
★オーダーメイドスーツもやっています。「TAKEO KIKUCHI Sculpture」
 

 

TK.TAKEO KIKUCHI(ティーケー タケオキクチ)
トラディショナルなアイテムをベースに、アソビ心とストリートの自由な発想を取り入れた若者向けブランド
コートでは10,000円から25,000円といった価格帯。
THE SHOP TK(ザショップティーケー)
スタンダードアイテムをベースに半歩先のトレンドや独自のテクニックをミックスした清潔感あるスタイルをメンズ・レディース・キッズで提案
コートでは10,000円から25,000円といった価格帯。

 
次回
スーツだけじゃないTAKEO KIKUCHIのアイテムを抜粋して紹介」