なぜ「和紙」なのか? ――その答えは、素材が持つ伝統と機能性にあります。
和紙は、暮らしに息づいてきた“ハイテク天然素材”。
紙づくりの技術が日本に伝わったのは飛鳥時代。
丈夫で扱いやすいため、仏教の写経や公文書として活用されました。
平安時代には貴族の生活に、江戸時代には襖や障子、書画や書籍など暮らしのあらゆる場面に登場。
その背景には、和紙がもつ調湿性・通気性・断熱性といった優れた機能があります。
1000年を経ても劣化しないものもあるほどの耐久性も魅力。
現代ではその技術がユネスコ無形文化遺産にも登録され、世界からも注目されています。

糸としても進化を遂げた「和紙」
衣類への応用は長らく課題とされてきました。
伸縮性に乏しいという難点があったのです。
しかし現在では、ポリエステル糸など異素材とのハイブリッドにより、
和紙糸はその軽さ・調湿性を保ちながら高機能ファブリックへと進化。
肌へのやさしさやエコ志向の高まりもあり、
メイド・イン・ジャパンの次世代素材として、いま改めて注目を集めています。
アクティブに着られる、和紙ジャージドクタージャケット
ポリエステル糸をベースに和紙糸をカバーリングした独自素材。
天竺編みによって伸縮性と通気性を両立させ、
まるで空気をまとうような軽やかさと、夏にも快適な涼感を実現しました。

✨こんなシーンにも
- 暑い時期の訪問診療
風をまとうような軽やかなジャケットです - 冷房の効いた病院内での診察
調湿性のある高機能和紙糸を使用しています - 蒸し暑い院内でも快適に過ごしたい方へ
通気性もあり、汗を吸い取るナチュラルファブリック